犬 エタノール中毒
エタノール(アルコール)は、犬にとって毒性が高い物質です。
少量でも摂取すると中毒症状を引き起こし、適切な治療が行われなければ重篤な結果を招く可能性があります。
エタノールは飲料用アルコールだけでなく、消毒用アルコールや家庭用製品にも含まれているため、注意が必要です。
犬のエタノール中毒の症状
エタノール中毒の症状は、摂取量や犬の体重により異なりますが、以下のようなものがあります:
初期症状(摂取後30分〜2時間以内):
- 嘔吐
- よだれ過多
- 落ち着きのなさ、興奮
- ふらつき(運動失調)
進行した症状:
- 昏睡または意識喪失
- 呼吸困難
- 低体温
- 心拍数の低下
- 発作
- 尿の増加または減少
重篤な場合:
- 急性腎不全
- 血糖値の異常(低血糖)
- アシドーシス(体液の酸性化)
- 最悪の場合、死に至ることもあります。
犬のエタノール中毒の原因
エタノール中毒は、以下のような状況で起こることがあります:
- 飲料用アルコール:ビール、ワイン、ウイスキーなどの摂取。
- 消毒用アルコール:エタノール含有の消毒液や手指消毒剤の摂取。
- 発酵食品:発酵した果実やパン生地を食べた場合。
- アルコール製品:香水、アロマオイル、洗口液、清掃用品など。
- その他:酵母を含む食品や、誤ってアルコール入りの薬剤を摂取した場合。
エタノール中毒の治療
エタノール中毒の治療は、摂取量や症状の進行具合によって異なります。迅速な治療が鍵となります。
緊急対応:
摂取物の除去:
摂取後すぐであれば、獣医師の判断で嘔吐を誘発することがあります。ただし、昏睡や呼吸困難がある場合は禁忌です。
解毒処置:
活性炭を用いて体内のエタノール吸収を抑制することがあります。
支持療法:
点滴治療:
電解質バランスを整え、脱水や低血糖を改善。
腎臓からのアルコール排泄を促進します。
血糖値の安定:
低血糖が見られる場合、ブドウ糖を点滴で補給します。
酸素療法:
呼吸困難がある場合、酸素を供給します。
体温管理:
低体温の場合、保温措置を取ります。
抗痙攣薬の使用:
発作が起きた場合、抗痙攣薬を投与します。
Q&Aから学ぶ
体重2〜3sの犬や猫にとって舐める程度の量であっても非常に危険になります。
アルコールは1Kg5.5〜6.5ml摂取すると犬猫にとって致命的であると言われています。
一般に10%程度のアルコールを含んだ飲料であれば動物の体重1s当たり50ccほどで致死量になります。
この中毒は中枢神経を侵します。
- 全身の熱感、顔面潮紅、発汗、口渇
- 体温低下、味覚・嗅覚機能の低下、痛覚閾値の上昇
- 身体失調、歩行困難、急性アルコール性ミオパチー
- 記憶障害、感情不安定、多幸感、酩酊、昏睡
- 悪心、嘔吐、急性胃炎、マロリーワイス症候群
- 呼吸促進、呼吸抑制、チアノーゼ
- 心悸亢進、血圧低下
- 代謝性アシドーシス、低血糖
犬がアルコールを誤飲してしまった場合、飼い主さんはあわてずに、まずは落ち着くことが大切です。
ほんの少し舐めただけで特に症状が出ていない場合も、動物病院での受診をおすすめします。
特に、心臓・肝臓・腎臓に持病のある犬や、子犬、老犬は注意が必要です。
応急処置は獣医師の指示に従う!
まずは落ち着いて動物病院に連絡し、どのように対処すべきかを相談しましょう。
絶対に自己判断で吐かせるといった処置をしないようにしてください。
吐かせることは、愛犬の体調悪化をさらに促してしまうリスクがあり、誤嚥(ごえん)の危険が伴います。
犬はアルコールに含まれるエタノールを分解する酵素をもたないため、下痢、嘔吐、呼吸困難、昏睡などの中毒症状を引き起こし、最悪の場合、死に至ることもあります。
症状が現れる摂取量は明らかになっていませんが、少し舐めたという程度でも中毒になる可能性もあります。
人間の体はアルコールを摂取すると分解することができますが、わんちゃん・猫ちゃんはアルコールを分解する事ができません。
そのため一度摂取したアルコールは無害化されることなく長期間体内を循環し悪影響を引き起こします。
中毒や致死に至る量がどの程度なのかは体重や個体によって異なりますが、基本的にペットにアルコールは厳禁です。
そのため、ペットがいる場所ではアルコール消毒液が使えません。
すぐに水で口をすすいでから、コップ1〜2杯の水または牛乳を飲んでください。
牛乳には、食道や胃の粘膜を保護し、成分の影響を弱める働きがありますので、あれば牛乳を飲むほうが効果的です。
また、飲んだものを無理に吐き出そうとしないでください。
エタノール中毒が起きた原因や、それを摂取してからの時間、動物の状態などで、獣医師が催吐処置をすることがあります。
しかし、意識障害を起こしている状況や、のどに詰まるような物などであれば、催吐処置は逆に危険です。
催吐処置は獣医師でも、状況を判断しながらかなり慎重に行います。
犬のエタノール中毒の予後
- 軽度の場合:早期に治療が行われれば、数時間から数日で回復することが期待できます。
- 重度の場合:大量の摂取や治療の遅れにより、腎不全や呼吸停止などの合併症を起こす可能性があります。これらの場合、予後は慎重に見守る必要があります。
犬のエタノール中毒の予防方法
エタノール中毒を防ぐためには、以下のことに注意しましょう:
アルコール製品を犬の手の届かない場所に保管する:
- 飲料や消毒液、香水などは犬が誤飲できない場所に置きます。
家庭内で発酵食品を管理する:
- パン生地や発酵果実を犬の近くに放置しない。
犬に安全な食べ物を与える:
- アルコールや酵母を含む食品を避ける。
注意深い見守り:
- 特にパーティーや飲酒を伴うイベントの際、犬がアルコールを摂取しないように監視します。
犬のエタノール中毒は、少量の摂取でも命に関わる可能性があるため、注意が必要です。
早期発見と迅速な治療が回復の鍵となります。エタノールを含む製品や食品を家庭内で安全に管理することで、予防が可能です。
もし犬がアルコールを摂取した可能性がある場合は、速やかに獣医師に連絡し、指示を仰ぎましょう。
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