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犬 脳炎(髄膜脳炎)

犬の脳炎(髄膜脳炎)とは、脳や脳の周りを覆う髄膜に炎症が起こる病気です。
症状には、けいれんや震え、視覚障害、麻痺、歩行障害、発熱などがあります。
てんかん発作が連続すると多臓器不全を引き起こし、命にかかわる可能性があります。

 

 

犬の脳炎(髄膜脳炎)の症状

脳炎(髄膜脳炎)は脳および脊髄を覆う髄膜に炎症が生じる疾患で、さまざまな神経症状を引き起こします。
急性の場合もあれば、慢性の経過をたどる場合もあります。

初期症状
行動の変化

混乱、落ち着きのなさ、不安感が増す。

発熱

感染性脳炎の場合、体温が上昇することが多い。

疲労や無気力

活動量が減り、元気がなくなる。

進行症状
けいれん発作

全身性または部分的なけいれんが見られる。

麻痺や運動失調

四肢の麻痺、ふらつき、歩行の異常。

視覚や聴覚の異常

視力低下や視覚異常、反応の鈍化。

昏睡や意識レベルの低下

放置すると意識を失うことがある。

 

 

犬の脳炎(髄膜脳炎)の原因

脳炎(髄膜脳炎)は原因によって分類され、感染性または非感染性のものがあります。

 

感染性脳炎の原因
ウイルス

犬ジステンパーウイルス、狂犬病ウイルス。

細菌

感染症が脳や髄膜に波及。中耳炎や歯の感染症が原因となることも。

真菌

アスペルギルスなどの真菌感染が引き起こすことがある。

寄生虫

ネオスポラやトキソプラズマなど。

非感染性脳炎の原因
免疫介在性脳炎

犬種特異性のある脳炎(例: パグ脳炎)など、免疫系が脳を攻撃。

特発性

明確な原因が不明なケースも多い。

 

 

脳炎(髄膜脳炎)の診断

脳炎の診断には、詳細な検査が必要です。原因を特定することで適切な治療法を選択します。

診断手順
身体検査と神経学的評価

神経症状の種類や部位を特定する。

血液検査

感染症や炎症の有無を調べる。

画像診断

MRIやCTスキャンで脳の炎症や腫れを確認。

脊髄液検査

髄膜炎を特定するための重要な検査で、感染や炎症の有無を確認。

PCR検査

ウイルスや細菌の特定に役立つ。

 

 

脳炎(髄膜脳炎)の治療

脳炎の治療は、原因に応じたアプローチが必要です。早期治療が重要で、症状が進行する前に対応することで予後が改善します。

治療方法
感染性脳炎
  • 抗生物質(細菌性脳炎の場合)
  • 抗ウイルス薬または抗真菌薬(ウイルス性や真菌性の場合)
  • 駆虫薬(寄生虫が原因の場合)
非感染性脳炎
  • 免疫抑制薬(ステロイドやシクロスポリンなど)
  • 抗炎症薬(炎症を抑えるため)
けいれん発作の管理
抗けいれん薬(フェノバルビタール、ゾニサミドなど)。
サポート療法
  • 点滴による水分補給や栄養管理、体温管理。
  • 酸素吸入(呼吸障害がある場合)。

 

 

Q&Aから学ぶ

犬が髄膜脳炎になるとどうなるのか?

脳炎とは、脳に炎症が起こっている状態で、髄膜にも炎症を生じている状態を髄膜脳炎と言います。
脳炎を発症すると、けいれんや震え、視覚障害などの神経症状を引き起こす原因になります。
てんかん発作が連続すると、多臓器不全に陥るケースもあり、犬の命にかかわるため注意が必要です。

脳炎と髄膜炎の違いは何ですか?

脳炎とは、細菌やウイルスが脳に感染して炎症を起こすことです。 炎症による脳のむくみのため、圧力が高まってしまって症状が起きます。
髄膜炎(ずいまくえん)とは脳と脊髄(せきずい)[背骨の中を通る神経]を覆っている髄膜(ずいまく)に細菌やウイルスが感染して炎症が起こすことです。

犬が脳炎になったら寿命はどのくらいですか?

犬でよくみられる脳炎のひとつである肉芽腫性髄膜脳脊髄炎(GME)では病態が前頭葉に限局される場合の中央生存期間は114日、脊髄に限局される場合では669日であると報告されています。
一方、中枢神経のいたるところに病態がみられる多発性では中央生存期間が8日であるとも述べられています。

髄膜脳炎の後遺症は?

後遺症としては、脳が壊される脳梗塞や脳萎縮、髄液が増える水頭症など多くのことがあり、これらのことで知能や運動の障害が起こります。
また耳が聞こえない難聴などになります。 ヒブによる髄膜炎の場合、これらの脳の後遺症が約20%あります。

髄膜脳炎の死亡率は?

髄膜炎菌性髄膜炎は、致死率(未治療の場合、最高50%)が高く、重度の後遺症も高い頻度(10%以上)で残ります。
いのちを救い、合併症を低下させるには、抗生物質による早期の治療が、最も重要な手段となります。

髄膜炎の進行速度はどれくらいですか?

脳炎は症状が似ている部分が多いですが、病原体によって症状が進行する速さが異なり、細菌性であれば時間単位で急速に悪化し、真菌や結核による髄膜炎であれば数日をかけて進行することが多いとされます。

犬の脳炎は完治しますか?

完治にいたるような効果的な治療法はありませんが、抗けいれん薬の投与により発作の頻度や程度が軽減できる場合があります。
また、ステロイドが効果を示す場合もあります。
症状が進行するとこれらの治療は効果を示さなくなる場合があり、発作が重度になった場合は安楽死を選択するケースもあります。

脳炎になりやすい犬は?

対象 感染性脳炎はどの犬、年齢にも起こる可能性があります。 非感染性の脳炎は好発犬種として、パグ、チワワ、パピヨン、ヨークシャー・テリア、ポメラニアン、マルチーズ、ペキニーズ、シー・ズー、ミニチュア・ダックス、ボストン・テリアなどの小型犬が挙げられます。 また、比較的若い犬で見られることが多い病気です。

脳炎は完治しますか?

脳炎の代表的な要因としては、ウイルス、結核、細菌、真菌などがありますが、場合によっては要因に寄生虫やがん細胞がなったりする場合もあります。
脳炎のほとんどはウイルス性の要因で、栄養バランスと安静に注意すると完全に治ります。

犬が脳炎になったらどうすればいいですか?

感染性の場合は、抗生剤投与など、原因となる病原体に対する治療を行います。 非感染性の場合は、ステロイド剤などの免疫抑制剤が使用されます。
他には、点滴などで全身状態の改善や、けいれん発作に対する抗けいれん薬の投与など、症状や状態に合わせた治療も行われます。

犬の脳炎の末期症状は?

意識障害で突然かみついたり、単調に吠えたりする場合もあります。
次第に食べ物や水を飲み込めなくなったり(嚥下困難)、視力が低下し盲目になり、最終的に昏睡状態になります。

犬が脳炎になる年齢は?

発症する年齢は子犬でも成犬でも発症しますが、多くは1〜3歳です。 発生率に性差はありませんが、雌では発情後に発症する例が多いようです。
初期症状として、犬に短期間で発作、視覚障害が見られる様になり、運動もしたがらなくなります。

犬が脳炎になったらどんな治療をしますか?

原因が感染性であり、病原体が明確な場合には、病原体に合わせた抗生剤や抗真菌薬を用います。
非感染性の脳炎や原因が自己免疫疾患の場合には、ステロイド剤を使用して炎症を抑えなければいけません。
また、けいれんなどの神経症状を抑えるために、抗てんかん薬を内服することも大切です。

脳炎はどれくらいで治りますか?

脳炎は原因により異なりますが、基本的に治療で治りうる病気です。 治療期間は脳炎の原因、重症度により異なります。
数週間で良くなる場合もありますが、数ヶ月、時には1年以上の治療を要する場合もあります。
重症になると命を落とす場合や後遺症を残す場合もあります。

 

 

犬の脳炎(髄膜脳炎)の予後

脳炎の予後は、原因や治療の開始時期によって大きく異なります。

感染性脳炎

早期発見で適切な治療を行えば回復する可能性がありますが、進行している場合は予後が悪いことがあります。

免疫介在性脳炎

長期的な免疫抑制療法が必要な場合が多く、再発するリスクもあります。

特発性脳炎

完全な治癒が難しい場合がありますが、症状をコントロールすることで生活の質を改善できます。

 

 

犬の脳炎(髄膜脳炎)の予防方法

脳炎そのものの予防は難しい場合がありますが、以下のような対策が有効です。

 

感染症の予防

 

  • 適切なワクチン接種(犬ジステンパー、狂犬病など)。
  • 中耳炎や歯周病の早期治療。
寄生虫感染の予防
  • 定期的な駆虫薬の投与。
  • 衛生管理の徹底。
リスク犬種の早期検診
  • パグ、マルチーズ、チワワなど、免疫介在性脳炎が多い犬種は定期的に健康診断を受ける。

 

 

 脳炎(髄膜脳炎)は、感染性または非感染性の原因で脳や髄膜に炎症が生じ、神経症状を引き起こす疾患です。
適切な診断と迅速な治療が重要で、原因によって治療法が異なります。
特に、免疫介在性のものや感染性のものでは、治療が遅れると命に関わることがあります。
愛犬の元気や行動に異変が見られた場合は、すぐに獣医師に相談し、適切な診断とケアを受けるようにしましょう。

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