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犬 精巣腫瘍

犬の精巣腫瘍は、主に高齢の未去勢犬で発生する腫瘍で、精巣内の細胞から発生します。
良性と悪性の両方があり、ホルモンの異常を伴う場合もあります。
早期発見と適切な治療が重要です。

 

 

犬の精巣腫瘍の主な種類

精巣腫瘍には以下の3つが主に見られます:

セルトリ細胞腫(Sertoli Cell Tumor)

 

  • 精巣の支持細胞から発生する腫瘍。
  • エストロゲンを過剰産生し、ホルモン異常を引き起こすことがあります。
  • 比較的高い割合で悪性化や転移を伴います。
間質細胞腫(Leydig Cell Tumor)
  • 精巣内の間質細胞(テストステロンを産生)から発生。
  • 良性のことが多く、症状がない場合も多い。
精上皮腫(Seminoma)
  • 精巣の精上皮細胞から発生。
  • 比較的良性が多いが、場合によっては転移することも。

 

 

犬の精巣腫瘍の症状

症状は腫瘍の種類や大きさ、ホルモン異常の有無により異なります。

 

@ 精巣腫瘍による症状
  • 精巣の腫れやしこり(片側性が多い)。
  • 精巣の非対称な肥大。
  • 陰嚢や周囲の皮膚の炎症や潰瘍。
A ホルモン異常による症状
雌性化症候群(エストロゲンの過剰産生による):
  • 乳腺の腫大、乳汁分泌。
  • 陰茎の縮小や包皮の肥大。
  • 毛が薄くなる、または左右対称の脱毛。
血液異常(エストロゲン過剰による骨髄抑制):
  • 貧血、白血球減少、血小板減少。
  • 感染症や出血傾向。
B 転移がある場合
  • リンパ節の腫れ。
  • 腹部膨満や疼痛(腹腔内転移)。
  • 呼吸困難(肺転移)。

 

 

犬の精巣腫瘍の原因

主なリスク要因
  • 未去勢:精巣腫瘍の発生は未去勢の高齢犬に多い。
  • 停留精巣(潜在精巣):腹腔内や鼠径部に精巣が残っている場合、腫瘍のリスクが高まる(特にセルトリ細胞腫の発生率が高い)。
  • 犬種の傾向:特にボクサーやシェルティ、ワイマラナーなどでリスクが高いとされています。

 

 

精巣腫瘍の診断

1. 身体検査
  • 精巣の腫大や不均一な硬さを触診で確認。
2. 画像診断
  • 超音波検査:精巣内の腫瘍の評価や、腹部に停留精巣がある場合の確認。
  • X線検査:転移の有無(特に肺や骨)を評価。
  • CT/MRI:精密な転移評価や手術計画に役立つ。
3. 血液検査
  • 貧血や白血球減少などの血液異常を確認。
  • ホルモン異常(エストロゲンやテストステロン値)の測定。
4. 細胞診または生検
  • 腫瘍の性質を確認し、良性か悪性かを判定。
5. ホルモン検査
  • エストロゲンやテストステロンの異常値を確認。

 

 

精巣腫瘍の治療

@ 外科手術
去勢手術(精巣摘出術)が基本的な治療法。
  • 腫瘍が転移していない場合、摘出で症状が改善。
  • 停留精巣がある場合は、腹腔または鼠径部の精巣も摘出。
A 化学療法
転移がある場合や、手術後の再発予防として使用。
使用薬剤は腫瘍の種類に応じて選択。
B 放射線治療
転移や局所制御のために使用されることがありますが、実施可能な施設は限られます。
C 支持療法
ホルモン異常に対する治療:
  • 雌性化症候群に伴う症状を緩和する治療。
  • 骨髄抑制に対する輸血や感染症治療。

 

 

Q&Aから学ぶ

犬の精巣腫瘍の初期症状は?

精細胞癌とセルトリ細胞腫の症状は初期は同じく精巣が腫れるだけで無症状ですが、進行するとなんと精巣が女性ホルモンを作ってしまい、体つきが雌化(左右対称性に被毛が薄くなったり、乳房が大きくなってきたり)する事があります。
また女性ホルモンにより貧血になったりもします。

犬の精巣腫瘍が悪性になる確率は?

精巣には精子の元となる「精粗細胞」、精粗細胞に栄養を与える「セルトリ細胞」、男性ホルモンを分泌する「ライディッヒ細胞があります。
精巣腫瘍は上記のいずれかにできる腫瘍を指します。 精巣にできる腫瘍のうち、約5%~20%が悪性ものです。

犬の精巣腫瘍は手術をしなくてもいいの?

犬の精巣腫瘍の治療法は、外科処置による精巣摘出が基本です。
ワンちゃんの全身状態が悪くなければ予後も良いのですが、重度の貧血を伴っている場合は外科手術を行えないこともあります。
また、多臓器への転移が認められるケースでは、化学療法や放射線療法で対応することになります。

犬の精巣腫瘍の平均年齢は?

精巣腫瘍は通常10歳以上の高齢犬で多い病気です。
セルトリ細胞腫、間細胞腫、精上皮腫のいずれかである場合がほとんどで、前立腺過形成、乳房の雌性化、両側性の対称性脱毛などの症状が認められます。
精巣腫瘍は一般的に良性であるものの、まれにリンパ節や肝臓、肺などに転移することもあります。

犬の精巣腫瘍の原因は?

犬の精巣腫瘍は、主に高齢の犬に発生しやすい病気です。
遺伝的な要因やホルモンの影響が原因と考えられており、去勢をしていないオス犬において2番目に多く遭遇する腫瘍と言われています。
特に、精巣が腹腔内や皮下に留まっている潜在精巣(停留睾丸)の犬では、正常な位置にある場合よりも腫瘍が発生しやすいとされています。

 

 

犬の精巣腫瘍の予後

良性腫瘍(間質細胞腫、精上皮腫):
  • 完全摘出で予後は非常に良好です。
悪性腫瘍(セルトリ細胞腫など):
  • 転移がある場合、生存期間は数か月〜1年程度。
  • エストロゲン過剰による骨髄抑制が重篤な場合、治療が困難。

 

 

犬の精巣腫瘍の予防方法

  • 早期の去勢手術:未去勢犬では精巣腫瘍のリスクが高いため、予防的な去勢が有効。
  • 停留精巣の摘出:停留精巣がある場合、早期に摘出することでリスクを大幅に軽減可能。
  • 定期的な健康チェック:特に高齢犬では、精巣の状態を定期的に観察する。

 

 

 精巣腫瘍は犬の生殖器腫瘍の中で最も一般的なものですが、早期発見と適切な治療で多くの症例で改善が見込めます。
未去勢犬や停留精巣を持つ犬は特に注意が必要で、定期的な健康診断や去勢手術が予防の鍵となります。

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