犬 突発性後天性網膜変性症(SARD)
犬の突発性後天性網膜変性症(SARDS: Sudden Acquired Retinal Degeneration Syndrome)は、突然の視力喪失を特徴とする眼疾患です。
この疾患では網膜に明らかな構造的異常がないものの、視細胞の機能が急速に失われます。
原因は完全には解明されていませんが、全身性疾患や免疫異常との関連が考えられています。
犬の突発性後天性網膜変性症(SARD)の症状
主な症状
突然の失明
- 短期間で視力を完全に失う。片目ではなく両目に同時に起こる。
障害物にぶつかる
- 家具や壁に頻繁にぶつかるようになる。
光反応の消失
- 瞳孔が光に反応しない(異常に広がったままになる)。
付随症状
過飲・過食
- 水を飲む量や食欲が異常に増える。
体重の増加
- 過食が原因で体重が急増することがある。
怠惰な行動
- 活動量が減り、疲れやすい様子が見られる。
犬の突発性後天性網膜変性症(SARD)の原因
SARDSの正確な原因は不明ですが、以下の要因が関連している可能性があります。
免疫異常
- 自己免疫疾患により、網膜の視細胞が攻撃される。
内分泌異常
- ホルモンバランスの乱れ(特にクッシング症候群や糖尿病との関連が指摘されています)。
毒素やストレス
- 不明な環境要因や体内での毒性作用が影響を及ぼす可能性。
加齢や遺伝的要因
- 高齢犬で発症することが多く、遺伝的素因も影響する可能性がある。
犬の突発性後天性網膜変性症(SARD)の診断
1. 視覚検査
- 視覚反応や障害物回避テストを行い、視力の有無を確認。
2. 眼底検査
- 初期段階では網膜に明らかな異常は見られません。
3. ERG(網膜電図)
- 網膜の視細胞の電気的活動を測定。SARDSでは電気信号が完全に消失。
4. 血液検査
- ホルモン異常(クッシング症候群や糖尿病)やその他の全身的な異常の確認。
突発性後天性網膜変性症(SARD)の治療
現在のところ、SARDSの特効薬や根本的治療法はありません。治療は主に症状の管理や生活の質の向上を目的としています。
1. 全身管理
内分泌異常の治療
- クッシング症候群や糖尿病が確認された場合は適切な治療を行う。
栄養補助
- 抗酸化物質や必須脂肪酸を含むサプリメントが視細胞の健康維持をサポートする可能性がありますが、効果は限定的です。
2. 生活環境の調整
安全な環境作り
- 家具の配置を固定し、障害物を減らす。階段や段差にはフェンスやカバーを設置。
聴覚と嗅覚の活用
- 音や匂いを使って誘導し、犬が安心して移動できるようにする。
トレーニングの工夫
- 声や音を使った指示を強化し、生活の自立を促す。
突発性後天性網膜変性症(SARD)の予後
- SARDSは進行性ではなく、急激に失明した後は安定します。
- 失明は不可逆的ですが、適切な環境とケアにより、犬は嗅覚や聴覚を頼りに快適に生活を送ることが可能です。
- 病気に伴う全身症状(過飲、過食)が管理されれば、寿命への影響は少ないとされています。
Q&Aから学ぶ
突発性後天性網膜変性症は2〜3日で、突然目が見えなくなる病気です。
目の痛みはありませんが、急に発症する(失明)ことから犬の行動や態度に変化が出て、飼主は気づきやすいです。
原因はまだ特定されていません。 治療法は確立されていませんが、アプローチは色々と試みられています。
突発性後天性網膜変性症(SARD)の原因は、分かっていません。
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)が併発したり、肝臓に関する血液検査項目(肝酵素など)が高くなっていたりすることもあります。
失明の前に、肥満や体重が増加した、水をよく飲み、尿の量が多くなったなどという例もよくみられるようです。
この病気は遺伝性のものであり、残念ながら現在の医学では確立した治療はありません。
症状の緩和や進行を遅らせられたという薬剤やサプリメントの研究報告などもありますが、すべての患者さんに勧められるというものではありません。
また強い光を避けることも有効とされておりますが、過度な遮光の必要はありません。
見え方の異常があれば、眼科を受診してください。 網膜色素変性症の症状として、暗いところで見え方が悪くなる夜盲や、視野が狭くなる視野狭窄、視力低下などが生じます。
これらの症状があらわれた場合、進行すると視力が回復しにくいこともあるため、早めに眼科を受診することが大切です。
この病気は遺伝子が関係していることが多く進行性のため、残念ながら現在は根本的な治療法がありません。
したがって現在のところ病気の進行を遅らせることが、最大の治療となります。
ふつう最初に現れる症状は、夜や薄暗い屋内でものが見えにくくなる「 夜盲 やもう ( 鳥目 とりめ 」です。
その後、「 視野狭窄 しやきょうさく 」が少しずつ進行し、見える範囲が周辺部分から中心に向かい狭くなっていきます。
最近は夜でも明るい所が多いので、夜盲ではなく視野狭窄によって発病に気づく人も増えています。
網膜色素変性には、白内障や眼の中心(黄斑部)の病気が合併しやすいことがわかっています。
これらの合併症は、治療することができるものもあります。
従って、定期的な診察で合併症を早く見つけることは、予期せぬ視力低下を防ぐために重要です。 年に1回から2回が目安です。
T度:矯正視力 0.7 以上、かつ視野狭窄なし
U度:矯正視力 0.7 以上、視野狭窄あり
V度:矯正視力 0.7 未満、0.2 以上
W度:矯正視力 0.2 未満 注1:矯正視力、視野ともに、良好な方の眼の測定値を用いる。
犬の突発性後天性網膜変性症(SARD)の予防方法
SARDSの明確な予防策は存在しませんが、以下が推奨されます。
定期的な健康診断
- ホルモンや代謝異常を早期に発見する。
ストレス管理
- 過剰なストレスを避け、安定した生活環境を提供。
SARDSは突然の失明が特徴で、犬にとって大きな変化をもたらしますが、命に関わる病気ではありません。
飼い主が適切なケアを行い、犬の嗅覚や聴覚を活用することで、失明後も快適な生活を送ることができます。
早期診断と環境調整が、犬の生活の質を向上させる鍵です。
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